ワイドタイプ?ビルトインコンロ?ガスコンロの選び方!

料理好きの人の中は、キッチンにこだわる人がいます。調理器具だけではなく、新築やリフォームにあわせてこだわりのキッチンを新調する人もいます。キッチンの新調と言ってもいろいろなパーツがありますが、使用頻度の高いコンロはいろいろと検討すべき項目があります。

そこで今回は、ガスコンロの選び方について紹介します。


ガスの種類をチェック

日本の一般家庭用のガスは、都市ガスかLPガスのいずれかです。そして、ガスコンロを選ぶ際はガスの種類に適合した器具を設置しないといけません。なぜなら、ガスの種類が適合していないと不完全燃焼を起こして一酸化炭素中毒になる可能性があるからです。

都市ガスは、メタンを主成分とした天然ガスです。運搬にはマイナス160度以下に冷やす必要があります。そして、各家庭に供給される際は地下を通るガス管を通って届けられます。ただし、都市ガスの中にも原料や製造法などによって7つの規格に分かれます。

その中でも主な規格となるのが13Aと12Aですが、ガスコンロを選ぶ時にはこの規格も確認しましょう。LPガスは液化石油ガスのことで、ブタンやプロパンが主成分となっています。プロパンガスとも呼ばれています。

液化ガスのため、ボンベに入れて運搬出来るのが特徴です。そのため、都市ガスが普及していないエリアで使われています。家庭用のLPガスはどこでもほぼ同じ品質のため、LPガス用のガスコンロであればどれでも構いません。

設置タイプ

家庭用のコンロの設置タイプは、テーブルコンロとナイスアップコンロとビルトインコンロに大きく分かれます。テーブルコンロはコンロ台の上に据え置き型のコンロを置くタイプです。コンロを交換する場合は、同じタイプのテーブルコンロを選ばなくてはいけません。

ナイスアップコンロは、コンロ台とコンロが一体になっています。ビルトインコンロに見た目がよく似ていますが、コンロ台が独立しているのでキッチンに継ぎ目が出来ます。交換をする場合は、ナイスアップコンロにするかコンロ台ごと交換することでビルトインコンロに変更出来ます。

ビルトインコンロは、キッチンの天板の中にコンロが埋め込まれています。天板に継ぎ目が無いのでフラットであり、見た目が美しくお手入れもしやすいです。交換をする場合、テーブルコンロは工事をせずに自分で設置が可能で、ナイスアップコンロやビルトインコンロの場合は工事が必要です。

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トッププレートのサイズ・種類

ガスコンロのサイズには60cmと75cmがありますが、これはトッププレートの横幅のことです。各家庭の調理の状況により、サイズを選択すると良いでしょう。トッププレートの横幅が60cmの場合、ガスコンロ本体の横幅とほぼ同じになります。

コンロの幅がコンパクトなので、作業スペースが広くとれます。そのため、作業スペースを広く使って調理したい人にはこのタイプがオススメです。

トッププレートの横幅が75cmのものは、ワイドタイプと言われています。ワイドタイプであれば左右のガスバーナーの間が広いため、大きな鍋を使う機会が多かったり、バーナーを3口ともフルに使いたい場合に良いでしょう。

トッププレートの種類によってお手入れのしやすさが違ってきますが、ガスコンロの値段も違ってきます。

ホーロートップは鋼板にガラス質のゆう薬を焼き付けたものです。安価であり、硬い物でこすっても傷がつきにくいのが特徴です。ただし、衝撃には弱いのと表面の塗装がはがれるとそこから錆びてきます。ガラスコートトップはホーローにガラスコーティングをしたものです。

ガラストップと比べると安価で、ガラス質の美しい光沢とお手入れのしやすさが特徴です。ガラストップコートもホーローと同様に衝撃に弱く、ひび割れてしまうとそこから錆びてきます。ガラストップは天板が強化ガラスで出来ています。

ガラスの光沢が美しく、耐久性や耐衝撃性や耐熱性に優れています。また、お手入れが簡単なのでとても人気です。また見た目の高級感もありますが、他のトッププレートと比べると高価です。

魚焼きグリル

魚焼きグリルは焼き方によって、片面焼きと両面焼きに分かれます。片面焼きは魚が網にくっつきにくいですが片面ずつしか焼けないため時間がかかり、魚をひっくり返す時には身が崩れる可能性があります。両面焼きは魚が網にくっつきやすく、厚みのある魚は置きにくい場合があります。

しかし上下から同時に加熱するので焼き時間は片面焼きよりも短く、熱の対流によってオーブン調理のような使い方も出来ます。

五徳の種類

ステンレス五徳は、上記機種のガスコンロに搭載されている場合が多いです。見た目がスタイリッシュで高級感もあります。塗装がされていないので塗装がはがれたところから錆びてしまうということもなく、耐久性が高いです。

ただし、ステンレスは熱に弱いため変色を起こしやすいです。そのため、変色が気になる場合はステンレスクリーナーでこまめにお手入れする必要があります。ホーロー五徳は色が濃いので、汚れや色が目立ちにくいです。ただし長期間使っていると塗装が剥げてきて、そこから錆びてくる場合があります。

それでも、価格が安くお手入れも簡単なので強いこだわりが無ければホーロー五徳を選択する人が多いです。

高火力バーナー

ガスコンロによって、左右のバーナーの火力が違う場合があります。左右のいずれかが高火力であるか、左右とも高火力のタイプもあります。左右のいずれかが高火力の機種の場合、コンロのどちら側に壁が来るのかで高火力バーナーの位置を選びます。

防火対策として、コンロの左側に壁がある場合は右のバーナーが高火力、右側が壁ならばその逆というふうに選びます。

オート調理

オート料理とは、食材やメニューによって自動で火力を調節して消火まで行ってくれる機能のことです。どのメーカーでも、炊飯・麺茹で・湯沸かしの機能は付いていることが多いです。また、魚焼きグリルにはオートグリル機能が搭載されています。

炊飯機能は専用の炊飯鍋が必要ですが、ふっくらつやつやな美味しいご飯を自動で炊いてくれます。おかゆが炊けたり、炊き込みご飯やもっちりとしたご飯が炊ける機種もあります。また、一般的な炊飯器と比べてガスコンロで炊飯する場合は時間がかなり短く済みます。

麺茹で機能は水や麺の量を自動で判別して、自動で火力を調節して吹きこぼれないように麺を茹でる機能です。湯沸かし機能は、お湯が沸くと自動で消火してくれます。また、機種によってはお湯の保温をしてくれるものもあります。